FILE:074 クイーンズブレイド リベリオン

◆評価:★(10)

 

TITLE クイーンズブレイド リベリオン
DATA 2012年
STORIES 全12話

 

◆あらすじ。

大陸を支配する女王を決める四年に一度の闘技会、クイーンズブレイド。

逢魔の女王アルドラはついに破れ、かつてない激闘が繰り広げられた30回目のクイーンズブレイドは幕を閉じた。優勝した美闘士レイナは女王の座に就くことなく去り、代わりに雷雲の将クローデットが女王の座に就くことになったのだった。

 

誰からも尊敬される人格者であった彼女に対し、民衆は期待をもって受け入れた。

そして貴族制や重税の廃止、女王直轄軍による各地の紛争の鎮圧など、民衆の期待に応えるかのようにその成果を出していった。

しかしそれも束の間、雷雲の女王クローデットは豹変し、前女王以上の軍事大国化へ突き進み、反対するものは力でねじ伏せる恐怖政治を断行した。大陸には戦火が広まり、また急速に世界に浸透し始めた魔導石と呼ばれる錬金技術により“力の格差社会”へと変わりつつあった。

そして遂に彼女は「自分こそが大陸を支配する永遠の女王である」と宣言。

クイーンズブレイドも廃止され、もはや彼女に対抗するものは現れないかと思われた。

 

しかしそれに叛逆するものが現れた。叛乱の騎士姫アンネロッテである。

アンネロッテを慕って次々と美闘士たちが終結する。

その前に立ちはだかるのは、女王軍を率いる鋼鉄参謀ユーミル、牙を統べるものエリナ、異端審問官シギィなど…。

※原文ママ

※引用元:『アニメ クイーンズブレイド リベリオン』公式サイトより。

◆語ることが無くなる第三期。

『クイーンズブレイドシリーズ』のTVアニメ第三期です。

 

ストーリーは、前作『クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者』から数年後、クローデットが女王となった大陸を舞台に、新たな闘士たちが登場し、圧政を敷くクローデットに反旗を翻すところからはじまります。

 

キャラクターは一新され、主人公はレイナから新キャラのアンネロッテになる。

 

前作から登場している美闘士たちは、衣装や呼称などがマイナーチェンジしています。

 

物語に関しては……って、それを語るほどの作品ではないことは前作でも書いているし、もう一度総評で述べる。

 

◆声優について。

第一期『クイーンズブレイド 流浪の戦士』とかぶっているキャラクターは、そちらを参照していただくとして、好きな声優さんということで言えばメインヒロインであるアンネロッテを演じている遠藤綾さんでしょうか。

 

『マクロスF』シェリル・ノームがハマり役ですね。

 

いやあ、他にも気になる人はいるのですが、書き出すとキリがないんですよね、ホント。

また時間ある時に改めて加筆する、ということで(するとは言ってない)。

 

◆総評。

世界観が一掃されて、新キャラ達による第二期のそれからを描いているシリーズ第三期。

 

順調にクオリティを下げていき、結果として脱ぐアニメという存在理由以外になにも残らなくなった、悲惨な作品。

 

話はすべて後出しで辻褄が合わされていくだけで、ミステリアスな部分などまったくない。

 

女王クローデットの心変わりは、結局のところどういう理由なのかは一切触れられていない。

そこに対する布石も……と、ここまで書いていてアホらしくなったのでやめる。

 

前作でボヤいていることを、もう一度言うのも忍びない。

 

そもそも、そんなに話を丁寧に描いているわけでもないし、このアニメのファンは1分に1回ペースで裸が見れればそれで充分なのである。

 

それにしても、新キャラ目白押しなのに、魅力的なキャラがほとんどいないという状態は、もはや企画としてアウトではないだろうか。

 

まあ、あれですよ、

 

エロシーンに興奮できない人が観ても、あまり楽しい作品ではない、ということです。

 

いやあ……アニシエが10代、いやせめて20代であれば、この脳天気な裸族アニメでも、それなりに楽しめたのではないだろうか。

 

とにかく、アナタが血気盛んな絶倫モードな時期にあって、

裸が見れればなんでもいい! 

という状態であるのならば、オススメできる作品である。

 

それでは、また別の記事でお会いしましょう。

<執筆者:アニシエ>

 


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◆これを地上波で流したことは評価に値する。