FILE:050 ドージンワーク

◆評価:★★★(55)

TITLE ドージンワーク
DATA 2007年

◆あらすじ。

主人公・長菜なじみは、同級生・露理の誘いで同人誌即売会に足を踏み入れることになる。

 

そこでなじみは多くのカルチャーショックを味わうも、露理と、幼馴染である超大手同人作家・ジャスティスに影響され、自分も同人活動で一山当ててやる!

と宣言してしまう。

 

絵の腕にはまるで覚えがないなじみが、果てしない「ヒットまでの道」を仲間と歩み続ける中、現れるファン、ライバル…。

 

気付かなそうで気付いて、認めたくないけど認めちゃう、少し恥ずかしくて、ちょっぴり苦しくて、ほんの少しダメで、だけどやたら楽しい毎日。

なじみの明日は…あっちか?

 

※引用元『ドージンワーク』アニメ公式サイト(アーカイブ)より。

 

◆4コマ漫画が原作。

いわゆる『きらら系』ですね。作者はヒロユキさん。

 

当サイトで言うと、現時点でレビューしている『きらら系』は、『ひだまりスケッチ・シリーズ』くらいですね。

 

代表的な作品というと『けいおん!』とか『ご注文はうさぎですか?』がこれに当たります。いずれランダムで当たったらしっかりレビューしていきたいタイトルですね。

 

1話につき15分くらいのアニメであり、残りの半分は出演している声優陣が同人誌(らしきもの)を作っていたようなのだが、詳しくは知らない。

 

なぜなら観ていないから(笑)。

 

なんでアニメ観ているのに実写の企画モノを見せられないといけないんだ?

という裏切られた感がハンパない構成なので、2話目以降はスキップしてしまいました。

 

初回放送分だけの企画ならまだしも、全編にわたって実写ドキュメント映像流されてもねえ……。

 

というわけで、実写部分については最終的にどうなったのか知りません。

 

知ってる人は教えて下さい。

 

◆低予算を逆手に取った面白さ。

本作はタイトルからみてわかるように、同人活動をメインとした物語である。

 

ある日、なじみ(ヒロイン)は同人活動をしている友人(露理)に同人誌即売会の売り子として会場に連れらてきます。

 

同人誌に興味のなかったなじみだが、それがとてつもなく金儲けができるということを知り、最初はお金目当てで同人活動をしていく……というところから物語がはじまります。

 

同人とは、同じ趣味の集まりであることが大前提にも関わらず、最初から金儲け目的で向かって行くなじみの素直な行動力がオタク達とのギャップを生み、コメディとして面白さを出しています。

 

全体的に物語は楽しいのですが、低予算な感じは否めない。

 

「ああ、予算ないから実写でごまかしてるのか……」と思ってしまうほどではあるが、視聴を続けていると、なんというか、そのラフさがかえって面白かったりします。

 

低予算であることを上手く利用して笑いにつなげている部分もあるので、スタッフさんたちが優秀なんだろうな、と奇妙なところで好感が持てたりします。

 

◆総評。

というわけで、視聴前の勝手なアニシエの予想より、はるかに面白い作品でした。

 

ただ、うまく言えないが「あと一歩」な感じが常に残る作品でもある。

 

キャラ、物語、どれも不足はない。

 

もしかしたら、まとまりすぎているのかもしれないですね。

 

原作がギャグ漫画(4コマ)であるから、予定調和な締め方も気にならないし、それを込みで面白いと言える。

 

本当に同人サークル活動をしている人からみたら、実態はこんなものではない、と思うのかもしれない。

そもそも、お金目的で入ってくるなじみに嫌悪感すら抱くかもしれない。

 

だが同人活動未体験なアニシエにとっては「楽しそうだな」という感覚は伝わってきました。

 

同人活動を主題にしている『げんしけん』と共通する、オタクならでは楽しみ、というものが本作でもちゃんと味わえます。

 

ただ、やっぱり予定調和な部分が多すぎて、意外性がないところが残念でした。

 

同人活動が好き、あるいは(デフォルメでもいいから)同人活動が知りたい、という人にはオススメです。

 

コメディとしての基本的な面白さは揃っているアニメです。

 


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