京都アニメーション放火事件について

◆哀悼。

2019年7月18日に発生した京都アニメーション本社における事件におきまして、お亡くなりになられた方をはじめ、ご遺族ならびに関係者の皆様方に哀悼の意を捧げます。

 

言語に尽くせぬ凄惨な事件であり、その全容解明が望まれているとはいえ、たとえ全てが説明されたとして、とても納得のできる結末とはなりえないことは想像に難くなく、その遣り切れない気持ちをお察しするとともに、深くお悔やみ申し上げます。

 

 

◆当サイトの方針として。

日本が誇るサブカルチャーとして、アニメーション作品は欠かすことのできない文化です。

 

懐かしい気持ちで観る昔のアニメ、最先端の技術で制作される最新アニメ、どちらも心躍らされるものであり、今後も可能な限り、あらゆるアニメ作品をレビューしていきたいと望んでいます。

 

 

その中にあって、京都アニメーション作品というひとつの確立された制作スタイルが存在し、数々の名作アニメを世に送り出してきたことを伝えることができれば、当サイトも多少は世の役にたつのではないかと考えています。

 

 

今後もたくさんの京都アニメーション作品をレビューしていくことになるとは思いますが、その都度、事件について言及するということはいたしません。

 

 

なぜなら、それは「アニメを楽しんでもらいたい」という制作されているスタッフの皆様が共通して願っていることに反する行為であると考えるからです。

 

 

もちろんアニメが好きであればあるほど、今回起きた事件を忘れることはできないでしょう。

 

 

しかし、過去に発表された作品も、これから発表されるであろう作品も、できうることなら純粋に楽しんで観てもらいたいというのが作り手としての本当の願いではないでしょうか。

 

 

畑は違えど、映像制作に携わっている者として、自分であればそう考えるでしょうし、ひとりの視聴者としてもそうありたいと思っています。

 

 

ですので、繰り返しになりますが、京都アニメーションの作品をレビューするさい、その本文において事件についての言及をすることは一切いたしませんので、当サイトへお越しいただいた皆様にはご了承のほどよろしくお願いいたします。

 

 

しかし、哀悼と尊敬の念を込めて、本記事のバナーを作品レビュー冒頭・あるいは文末に追加させていただくことをご了解いただければと思います。

 

 

『ミテミタアニメ』管理人:アニシエ